うるま市
ビーグの 植え付け が始まっています。
これから来年の6月まで、8ヶ月間かけて畳表に使えるような長さまで成長していきます。
透き通るような 秋の空、赤とんぼが飛ぶ 広々とした田んぼ一面に イ草の苗が整然と植えられていきます。
農家さんの様子と 工夫、沖縄県産ビーグについて伝えたいと思います。
ビーグの苗です。
大株のビーグを切り分け、苗を準備するのは積み重ねた経験が必要とされるそうです。
新芽が勢いをもって、これから9ヶ月育っていく上で大事な作業です。
ビシっと 整然と植えられた イ草
今回は ビシっと植えるための工夫も見せていただきました → 「 ごーるまー」
膝まで 田んぼの中に入り、ひとつひとつの苗を植えていきます。
農薬を一切使わないため、雑草は小さなうちに取り除きます。
ごーるまー
六角形の「ごーるまー」をころころ転がしていくと田んぼに碁盤目が刻まれます。
交点に ビーグの苗を植えていきます。
まっすぐに植えることで機械で刈り取る作業も 早く丁寧にできる・・・ 9ヶ月後を見越した工夫です。
植え付ける前に 肥料を入れ、田んぼを耕し、雑草を取り除き、ちょうどよい水量に調整し、苗を準備し・・・ひとつひとつ手作業で積み上げられていく作業の上に 沖縄のビーグが作られています。
畳表として織り上げられるまで、すくすく成長することを願って。