うるま市
沖縄県産のビーグ、入荷しました。
沖縄の太陽を受けて、太く 丈夫に 香りよく育ちました。
丹精込めて育てたビーグを、農家さん自身が 1枚1枚 畳のゴザに織り上げていきます。
ビーグ(沖縄産の太いイ草)を 1本1本 チェックして、 色ムラや傷があれば抜き取り、きれいなイ草だけを選別してゴザにします。
せっかく育てたイ草、選別され捨てられてしまうのはとてももったいないのですが、きれいなものだけで上等の物を、という農家さんのこだわりが現れます。
今回も 上等のビーグのゴザに織り上がっています。
香りを確かめながらどうぞご覧になってください。
うるま市
10月後半、涼しい風が吹き、今年もビーグの植え付けが始まりました。
肥料をたっぷり入れて耕した田んぼに ビーグの苗が植えられていきます。20㎝ほどの苗が 来年6月の刈り取りまでに100㎝を超えるまでに成長していきます。
こまめに雑草を抜き、肥料を入れ、より品質の高いイ草を目指して毎年工夫を重ねながら、刈り取りまでの10か月間 農家さんのチャレンジが始まります。
うるま市
うるま市 照間の沖縄県産ビーグ 入荷しました。
今回のビーグは、なんと 首里城の畳替えのために織り上げたゴザで多めに織った分を入荷させていただきました!!!
農家さんも嬉しそうに笑って「 首里城レベルのゴザだよ 」と。特別上等だよとのことでした。
ビーグのゴザは 1枚1枚、農家さんが織機で丁寧に織り上げていくので多くは仕入れられません。
一本一本のビーグの太さ、色、織り上げの丁寧さ、自信を持っておすすめできる沖縄県産ビーグです。
香りの良さ、イ草の丈夫さ、使い込むほどに艶の出る沖縄県産のビーグ、一度ご覧になってください!
糸満市
自宅を手作りされた木工家具作家さんのお宅に畳を納めました。
木造2階建のご自宅は、何百枚という外壁板の表面を焼き、防水防腐効果をだし、貼り付けていくという、とても手間をかけた造りでした。ドアや建具、和室の壁の漆喰塗りも全てご自分で手がけたとのこと、まさに手作りとこだわりのお家でした。
畳を納品したときにはまだ未完成の部分もあり、住みながら完成させていくとのことで、手作りの醍醐味というか、とても楽しそうだなと、暮らしとともに完成していく家、素敵ですね。
畳は、こだわりの沖縄県産ビーグ(※)を使用しました。
和室の壁は沖縄の漆喰で塗られ、沖縄ビーグとあいまって、素朴で力強い感じがします。
漆喰や畳は室内の空気を浄化し、調湿効果も高いので1年を通して快適です。
安心感と暖かみのあるホッとする雰囲気の和室でした。
※沖縄県産ビーグは本土のイ草と比べ2倍以上も太くとても丈夫なイ草です。無染色で艶々とした天然の色が特徴です。農薬を使用せず、収穫後農家さん自ら織り上げています。丈夫でしっかりと身の詰まったイ草はクッション性も高く快適な踏み心地です。特に今年は台風の影響もなく非常に出来が良いのでお勧めです。
秤をのぞき込む姿、
大切に育ててきたからこそ、真剣そのもの。
『今年のビーグは、33年の中でも1,2に入る出来』
『記録的な収量が期待できる』
と、大満足の出来でした。
計量後は、作付けする品種について、使用する肥料について等、農家さん同士で意見を交わします。
また、次の植え付けにむけて どう改良していくのか、すでに取り組み始めていることに感動させられました。
この後、ビーグの歴史や昔の道具、イ草組合の活動など遅くまでお話を伺うことができました。
ありがとうございました。
うるま市
ビーグの坪刈審査の様子を見学させていただきました。
6月末、いよいよビーグの刈り取りが始まります。
それぞれの農家さんが丹精込めて育てたビーグ、その中でも特に生育のよいビーグの農家さんが選抜されて『坪刈審査』が行われます。
第33回 坪刈審査、今年のビーグの出来は「33年の中でも1,2に入る、今年は特に素晴らしい!記録的な収量が出るんじゃないか」と農家さんも満足な様子でした。
「坪刈審査候補に選ばれるだけでもすごいんだよ」と誇らしげに話してくれる様子からは、自分の育てたビーグへの自信と、手間を惜しまず丹念に育てたビーグを無事に収穫できる喜びが感じられ、刈り取ったばかりのビーグの瑞々しい美しさも農家さんの思いも少しでも伝えていけたら、と思いました。
*****次のブログで、計測の様子をお伝えします。*****
うるま市
6月、収穫前のビーグの様子です。
苗を植え付けてから8ヶ月、大切に育てられ、しっかりと育ったビーグは刈入れの時期をむかえています。
太く丈夫で香りの良い沖縄県産のイ草、1年に一度の収穫の時期、無事に刈入れが済むまでは天気が荒れないように祈るような気持ちです。
刈り取られたビーグはすぐに乾燥機へ、しっかり乾燥させてから それぞれの農家さんが畳のゴザとして織り上げてくれるのを待って買い付けさせてもらいます。
今年のビーグ、ゴザとして織り上がってくるのが今から楽しみです。
ビーグの田んぼに イトトンボ、ベッコウチョウトンボ、赤とんぼなどがたくさん飛んでいました。
農薬を使わず、手作業で雑草を取り除いて育てる、農家さんのこだわりが田んぼからも伝わってきます。
県産ビーグ、希少ですが、近々 入荷できそうです。
いい香りです、太くて丈夫です。どうぞご覧になってください。
うるま市
沖縄ビーグの産地、うるま市照間に行ってきました。
今回お伺いした作業場では、刈り取って乾燥させたイ草を選別する作業の真っ最中でした。
イ草の束を広げて、表から裏からと角度を変えながら傷があったり色の悪いイ草を1本1本手作業で選別していきます。
この工程で約10パーセントほどのイ草が取り除かれるとの事、もったいないようにも思えるのですが、このこだわりが品質の高い県産ビーグ表を生産するには欠かせないとの事でした。
熟練した目と根気強さが必要な作業ですが、イ草の生産を引退したおばぁちゃん達のアルバイトにもなるとの事、長年の伝統や技術に裏打ちされた産地ならではのアルバイトだなと思います。
こうやって選別をしたイ草を織り上げてつくった県産ビーグ表には、1枚に約2700本~3000本のイ草が使われているそうです。
まさに、手間ひまかけたウチナームン、照間のジョートービーグです。この日も数は少しですが貴重な県産ビーグを仕入れてくることが出来ました。
人気の県産ビーグは品薄になりがちですが、県産ビーグの魅力や産地の様子、生産者の皆さんのこだわりをお客様に伝えることが出来るよう、なるべく機会をつくっては産地にお邪魔して、生産者の皆さんからお話を聞かせていただいています。産地通いがんばります。
糸満市
2世帯住宅を新築されたお客様のお宅の畳を納品してきました。
お子さんが並んで勉強できるようにと、窓際に机コーナーのある2階の和室には、和紙表の琉球畳を、お部屋の窓からのやわらかい光が、ほんわかと暖かくて素敵な空間でした。
2階からの眺めを楽しみながら 広々と勉強できる ように考えられていて、窓際に一枚の板を机として取り付けることで和室の使い方が広がって、素敵な設計だなと思います。
1階の和室は、丹精込めて育てられた 沖縄県 照間産のビーグで施工させていただきました。
香りも良く、太く丈夫なイ草で 織られているので 使っていくと黄金色にツヤの出てくる畳表です。
梅をあしらったブルーの畳へりで、とても上品な雰囲気です。
銀糸で織り込まれた 梅の柄が障子越しの光で輝いて 表情豊かな美しさがあります。
1階、2階それぞれの和室が 家族の憩いの場となりますように.
うるま市
ビーグの田んぼの様子です。
1月半ば、薄曇りの冷たい外気の中、10月末に植え付けられたビーグは背丈を伸ばしていました。
農薬は使わずに手作業で雑草を取り除いて育てられる県産ビーグですが、この日も 雑草もなく、きれいに手入れされていました。
一番冷え込むこの時期、田んぼに入っての作業、農家さんの頑張りに応えていけたらな・・・と思いながら、今日も織り上がったばかりのビーグ表を買い付けさせていただいてきました。
使い込むほどにツヤの出る 丈夫で色も綺麗な 特別上等の県産ビーグです。
香りの良さを確かめながら、一度ご覧になっていただきたいです。
根がきちんと張ったようで、一月足らずで一気に背丈を伸ばしています。
刈り取りの始まる6月まで、無事に成長しますように・・・。
八重瀬町
年末の大掃除で、畳表の倉庫を整理しています。
畳表(ゴザ)は、材料となる イ草の太さや色味が育った田んぼによって違ってきます。
お客様の畳を作るときには、同じ田んぼの畳表でひと部屋分揃えるので、田んぼごとに2,3枚仕入れた分から余ってしまいます。
今回は 色味が違うせいでしまい込まれていた畳表 を 倉庫から取り出してきました。
格安でご提供いたしますので 「色味が少し違ってもOK!! 」 というお客様がいらっしゃいましたら、どうぞご連絡下さい。
第一弾として、
県産ビーグ・・・1畳サイズ 9枚、半畳サイズ 12枚
・8畳間
・6畳間
・4畳半なら2部屋
・半畳サイズの琉球畳(縁無し畳)なら 30枚 まで作れます。
・・・実物の材料をお持ちしますので、色味がどの程度違うのか確かめられた上でご検討下さい。
うるま市
陽射しも やわらかく、風が冷たく感じられる 12月末。
10月末に植付けられた 照間のビーグ
2ヶ月が過ぎ 順調に根付き、成長していました。
ビーグ農家の方は 植付けを終えて、ひと息つく間もなく 、今年 刈り取った ビーグ(イ草)を畳表にするために 織り上げる作業 を本格化させています。
今日も 織り上げられたばかりのビーグの畳表を 仕入れてきました。
大切に育て、とても丁寧に選別作業をしてくださる農家さんなので、畳表の色味がきれいにそろって、本当に素晴らしい県産ビーグです。
香りも良く、色艶も綺麗です。是非、実物をご覧になって 沖縄県産ビーグ、違いを知っていただけたら、農家さんの思いを届けられるかな・・・と思っています。
12月24日 ビーグ成長中
2ヶ月前のビーグの様子
(10月29日 植付け)
うるま市
ビーグの 植え付け が始まっています。
これから来年の6月まで、8ヶ月間かけて畳表に使えるような長さまで成長していきます。
透き通るような 秋の空、赤とんぼが飛ぶ 広々とした田んぼ一面に イ草の苗が整然と植えられていきます。
農家さんの様子と 工夫、沖縄県産ビーグについて伝えたいと思います。
ごーるまー
六角形の「ごーるまー」をころころ転がしていくと田んぼに碁盤目が刻まれます。
交点に ビーグの苗を植えていきます。
まっすぐに植えることで機械で刈り取る作業も 早く丁寧にできる・・・ 9ヶ月後を見越した工夫です。
植え付ける前に 肥料を入れ、田んぼを耕し、雑草を取り除き、ちょうどよい水量に調整し、苗を準備し・・・ひとつひとつ手作業で積み上げられていく作業の上に 沖縄のビーグが作られています。
畳表として織り上げられるまで、すくすく成長することを願って。
うるま市
今年の県産ビーグ、
台風もなく、しっかりと育った立派なイ草を使って織り上げられています。
一年に一度しか収穫できない農作物なので、台風や気候の影響で年によってイ草の出来も変わったりします。
今年6~7月に収穫されたばかりのイ草は、農家さんも畳屋も太鼓判の上等なイ草です!
色味もよく、艶もあって 太くしっかりした 香りの良い イ草を農家さん自身が織り上げてくれます。
つくっている農家さんがしっかりした選別とこだわりを持って織り上げているので、素晴らしい出来になっています。
産地で毎年 賞をいただいているとても優秀な農家さんです。
自信を持っておすすめできる上等県産ビーグ、
一度 ご覧ください!!
伊是名島で進められている古民家再生プロジェクト
http://www.shimanokaze.jp/
風雨にさらされ 朽ち果てようとしている古民家を修復再生し、島の風景を守るとともに、有効に活用することを目的にした古民家再生プロジェクト
沖縄の文化を後世に残しつつ、実際に住み、気候風土に適したウチナーヤーの良さを実感できるすばらしい取り組みだと思います。
建物の中はというと・・・
一番座、二番座 が 広々と続き、開け放つと 庭とひとつづきになる風通しの良い空間です。
畳は、沖縄県産のビーグ表を使って 作らせていただきました。 丈夫なビーグは、使い込むほどに艶が出て、飴色になっていきます。
風を感じながら、畳でくつろいだり・・・
沖縄の家、良いなぁ。